緑間イッキと野村ケンジの日常
緑間一樹。
本名はミドリマイツキだが、僕たちは彼をイッキと呼ぶので、ここでもイッキで通させて貰う。
野村健司。
本名はノムラケンジだが、僕たちは彼をノムノムと呼ぶので、ここでもノムノムで通させて貰う。
(※イッキだけは彼を野村と呼称する)
そんなイッキとノムノムの日常会話を紹介する。
これで二人がどういった人物か断定してくれ。
「なぁ、野村」
「なんだ」
「暇だし対戦しようぜ」
「いいぜ」
この時は1月下旬、大学4年生ならその意味が分かるだろう。
そう、イッキとノムノムは卒論発表会間近にもかかわらず、ゲームに興じているのだ。
「野村、積むのはえぇよ」
「普通だろ、これ」
他の室員は勿論、自分のパソコンに釘付けでそれどころではない。
カタカタカタとキーボードを叩く音の隣で「えいっ ふぁいや~」と気の抜けた音が皆の集中力を乱す。
「ちょ、土星って待てぃ」
「ふふん」
流石のイッキとノムノムも教授が来るとDSを畳む。
それが緑間一樹と野村健司の日常(ライフワーク)だった。
